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再演《瞬きのあいだ、すべての夢はやさしい》

2019|self - directed Direction / Design (Flyer,Poster)

『瞬きのあいだ、すべての夢はやさしい』を再演するにあたってフライヤーを制作した。『瞬きのあいだ、すべての夢はやさしい』は観客1人の為のマルチチャンネルによるサウンド・インスタレーションとして2014年に生西康典の作・演出にて制作された作品。初演に関しては美学校のサイトに詳細があるので参照してください。

 

再演ではその台本を元に観客を20名程度呼ぶ、いわゆる一般的な公演の形式にて実施した。出演は高山玲子。照明は小駒豪。自分は演出と音響、および宣伝美術を担当した。

メインビジュアルは初演時の最終日に、関係者やスタッフで撮影した集合写真を元に、いくつか創作を入れ込んで色鉛筆で絵にしたもの。ここにはいくつか創作があり、大きなものとしては写真に映っていなかった人物を二名、描き加えている。それは当時、実際には映らなかったが、今の時点から考えると、すでにそこにいたような人物で、再演という枠組みや作品の内容から導かれたアイデアではあったが、こういった現実の写真をもとに創作を加えるという構造は今後も何かしらの形で継続したくなった。なかなか危険な行為であることを自覚しつつ、絵に限らず、演劇や音楽や文章でも行える手段として。

作:生西康典
演出:鈴木健太
出演:高山玲子
照明・美術:小駒豪

宣伝美術:鈴木健太
記録:前澤秀登
キュレーション:藤川公三

協力:武本拓也、新美太基、HIGURE 17-15 cas、美学校

公演Webサイト

https://bigakko.jp/event/2019/engeki-higure

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