美学校が中心となって開催するアートプログラム「美学校ギグメンタ2018」の一企画《神保町カセット学校》のビジュアルを制作した。Web媒体のみでの使用。クライアントは美学校事務局。

近年再注目されているカセットテープにまつわるレクチャーイベントで、アナログレコード文化を掘り下げる《神保町レコード学校》のスピンオフ企画である。登壇者は美学校講師の岸野雄一、Pigeondust、hitachtronics、ΔKTR、ばるぼらの5名で、カセットの歴史や現在においての可能性を掘り下げる…というもの。

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美学校からは、当企画はギグメンタ2016で開催された《神保町レコード学校》のスピンオフ企画であるため、その別のデザイナーの制作したビジュアル（岸野氏のかわいい似顔絵）の素材を使いつつ、カセットテープのモチーフを加えたものでどうか、といった提案をもらったが、結局全く別のものとして、カセットテープを学校に見立てた図案を制作した。色のみ違う2パターン（朝バージョン／夜バージョン）を提出し、朝の方が採用された。カセットを懐古的に見るだけではなく、現在の社会におけるあり方を考える……というイベントのコンセプトのもと、高い彩度の配色を選んだ。